研究科案内

研究科長からのメッセージ

筑波大学大学院人間総合科学研究科長

園山 繁樹

DSC01985 今日、人間についての理解や研究はますます先端化する一方で、人間を全体として捉えることの必要性は以前にも増して大きくなっています。人間総合科学研究科は、人間に関する諸科学を統合し21世紀の人類の課題に向けてパラダイムシフトを可能にし得る総合的な視点と独創的な研究能力を持つ人材の育成をめざして、教育学、心理学、障害科学、体育学、芸術学及び医学に関連する学問領域が結集し、平成13(2001)年に設立されました。平成27年度に15周年を迎え、現在、28の専攻と1つの専攻横断型学位プログラムから成り立っています。研究科ではこれらを人間系、芸術系、体育系、医学系、学際系、東京地区(社会人大学院)の6つのサブ組織に括り、それぞれに副研究科長を置いて運営しています。平成27(2015)年度は教員約640名、大学院生2,000余名。これは、筑波大学で最も大きな研究科です。

人間総合科学研究科が掲げる人材養成目的は、
『心身に関する基礎から応用までの豊富かつ高度な教育研究を通して、それぞれの固有の学問領域においてより高度で国際的な視点に基づいた研究を計画実行できる研究者、「人間」に関する幅広い知識をもち優れた学際的な学術研究を計画実行できる研究者、及び複合的な視点から人間を捉えて社会的ニーズに対応できる高度専門職業人を養成すること』
です。人間に関する研究が細分化され、その一方でグローバル化や少子高齢化等の進展によって人間を取り巻く社会環境が不断に変化している今日、本研究科では「人間」を中心に置いて多面的な方向から教育研究を行い、人間を全体として捉えようとしています。

研究科では各専攻・学位プログラムで行われる様々な教育研究活動を支援するとともに、研究科を横断する形でいくつかの取組みを実施しています。その中から2つのことを紹介しましょう。1つは「研究科FDプログラム」です。年4回開催していますが、このプログラムには教員だけでなく多くの大学院生が参加しています。大学院生は将来大学教員や研究者、あるいは高度専門職業人になることが期待されていることから、教育・指導力の向上、並びに教育研究に関する社会的要請への関心が求められ、研究科FDプログラムはそのことを大学院生の立場で経験・学習する機会となっています。もう1つは、各専攻の垣根を超えて年1回開催する「学生の集い」です。これは初めて会う学生同士の絆を作るゲームや野外バーベキューなどを行うものです。28専攻という多様な学問領域の特徴を活かして、人間に対する自らの専門分野と異なる立場の観点を共有しつつ、親交を深める機会となっています。

世界で活躍できる国際性豊かな人材育成に力を入れていることも本研究科の大きな特徴です。これは筑波大学全体としても取り組んでいることですが、研究科独自に国際交流協定校との協働教育やサマースクール開催等を積極的に推進しています。また大学院生が自ら海外の研究者と連絡をとり、自身の学位論文研究に役立つ活動を行うことに対する「武者修行型学修派遣支援」事業など、様々な支援を行っています。

 

人間総合科学研究科に入学を希望される皆さん、是非一緒に「人間」を探究しましょう。それは人間という存在である自分自身を理解することに繋がるとともに、本研究科で習得した知識・技術・世界観を持って社会に貢献することになるのです。

平成28(2016)年4月1日


平成28(2016)年度運営体制

 

○調整委員会メンバー

 

園山繁樹  研究科長

原田悦子  副研究科長(人間系専攻)

内山治樹  副研究科長(体育系専攻)

守屋正彦  副研究科長(芸術系専攻)

小川園子  副研究科長(学際系専攻)

千葉 滋  副研究科長(医学系専攻)

藤生英行  副研究科長(東京地区)

金保安則  前研究科長

加藤光保  前副研究科長

石塚 伸  人間エリア支援室長

栗原俊夫  体育芸術エリア支援室長

岡島隆治  医学エリア支援室長

 

○専攻長

 

久武幸司  フロンティア医科学専攻長(修士)

水野道代  看護科学専攻長(前・後期)

濱田博文  教育学専攻長(前期)、教育基礎学専攻長(後期)

甲斐雄一郎 学校教育学専攻長(後期)

原田悦子  心理専攻長(前期)、心理学専攻長(後期)

野呂文行  障害科学専攻長(前・後期)

小澤 温  生涯発達専攻長(前期)

藤生英行  生涯発達科学専攻長(後期)

庄司一子  ヒューマン・ケア科学専攻長(3年制)

小川園子  感性認知脳科学専攻長(前・後期)

徳山薫平  スポーツ医学専攻長(3年制)

水上勝義  スポーツ健康システム・マネジメント専攻長(修士)

スポーツウエルネス学位プログラム運営委員会委員長(3年制)

内山治樹  体育学専攻長(前期)

西保 岳  体育科学専攻長(後期)

會田 宏  コーチング学専攻長(3年制)

清水 諭  スポーツ国際開発学共同専攻長(修士)

高木英樹  大学体育スポーツ高度化共同専攻長(3年制)

太田 圭  芸術専攻長(前期)

守屋正彦  芸術専攻長(後期)

吉田正人  世界遺産専攻長(前期)、世界文化遺産学専攻長(後期)

土屋尚之  生命システム医学専攻長(医学の課程)

千葉 滋  疾患制御医学専攻長(医学の課程)

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