履修証明プログラム「大学マネジメント人材養成」大学マネジメント研究

 このモジュールは、3回のグループワークと成果発表会から構成されます。

 新規受講者を対象とする大学マネジメント研究Ⅰでは、グループワークを通じて、現在担当している職務(あるいは勤務する組織)が直面している問題状況について理解を深め、具体的データの収集・分析などを通じて客観的レポートの作成を行います。大学マネジメント研究Ⅰの履修者を対象とするマネジメント研究Ⅱ(およびⅢ)では、研究Ⅰの成果を踏まえ、問題状況の解決に向けて、関連領域の専門家等からのアドバイスなども得ながら、具体的なプロジェクトを構想し提案書を作成します。外部から有識者を招いた成果発表会において、研究成果のプレゼンテーションを行います。

大学マネジメント研究 I

 勤務する大学(あるいは自身が担当している業務)が直面する問題を取り上げ、まず、①問題の所在についてデータ(定性/定量)による裏付けを行い、②当該問題に対応するために現在行われている取り組みの全体像について取りまとめ、③その問題が、大学マネジメント全体に及ぼす影響の大きさ(問題の重要度)について、説得的に論じていきます。大学マネジメント講義および大学マネジメントセミナー等で学んだ内容を有効に活用することが期待されます。

大学マネジメント研究 II

 マネジメント研究Ⅰの成果の延長線上に、問題の解決に向けて、④関連するデータを収集し、それらの列挙にとどまらず、問題意識に即して、⑤インテンシブなデータ分析や、⑥萌芽的取り組みを通じて創出されつつある新しい価値の概念化などを行います。最後に、これらの活動を通じて生産された知識を活用することによって、⑦問題解決に向けた発展的なプロジェクトの構想・提案を行います。

 

 

 


筑波大学履修証明プログラム
大学マネジメント人材養成

© 2024 人間総合科学研究群