日 時:平成22年7月7日(水)14:00~17:10
場 所:筑波大学 総合研究棟D D116(公開講義室)
1.趣旨・目的
本企画は、TA(Teaching Assistant)-TF(Teaching Fellow)-TP(Teaching Professor)の3つのレベルから構成されるFDの組織化・制度化を指向し、未来型の大学人育成のためのFD活動を実践しようとするものです。
第2回目の今回は、1学期に従事したTAの実績を踏まえて、事後指導としてのFDプログラムを計画しております。
今回は、教育推進部長の講義をはじめ、外部講師として山本眞一氏(広島大学高等教育研究開発センター長)をお招きし、とくに学位プログラム中心の高等教育システムとして現在ヨーロッパで進行中の「ボローニャ・プロセス」について特別講演をお願いすることといたしました。
また、研究科推薦の3人の若手の先生にそれぞれ「モデル授業」を実践していただき、授業実践のための基本的な考え方や教育方法等を習得してもらう機会を設けました。
これまでと同様に、TFになった院生、TFをめざす院生のほか、各種研究員や助教・講師・准教授・教授等の参加を期待しております。
2.プログラム内容(題名及び講師)
進行:五十殿利治(人間総合科学研究科長)
挨拶:清 水 一 彦(教育担当副学長)
(1) 「学位プログラムを中心とした大学制度」・・・・・14:15~14:30
宮 田 裕 州(教育推進部長)
(2) 特別講演・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14:30~15:30
「ボローニャ・プロセスとわが国の高等教育」
山 本 眞 一(広島大学高等教育研究開発センター長)
(3) モデル授業
その1
授業テーマ「グローバル化と人間の安全保障:
先進国および途上国における現状と課題」・・15:40~16:10
柏 木 志 保(ヒューマン・ケア科学専攻 助教)
その2
授業テーマ「細胞周期の調節」・・・・・・・・・ 16:10~16:40
内 木 隆 寛(基礎医学系 助教)
その3
授業テーマ「共生をめぐるジョイントセミナーとそのアウトプット」
16:40~17:10
岡 本 智 周(教育学系 准教授)
*問合せ*
筑波大学大学院人間総合科学研究科 研究科運営係(2991、2992)