Site Overlay

T-GRID(筑波大学院生研究情報DB)

TGRIDシステムとは

人間総合科学学術院では、2023年度から大学院生一人ひとりの研究者情報の発信と分析ができるT-GRIDシステムを導入しています。T-GRIDとは、「Tsukuba Graduate Student Research Information Database」の略称で、筑波大学に所属する大学院生の研究情報を集約したデータベースです。大学教員とは異なり、大学院生の研究者情報は十分に可視化されていませんでしたが、T-GRIDの活用により、研究内容が見えやすくなり、学内外での共同研究や自主的な研究活動の促進が期待されています。これは国内初の試みです。下図は、T-GRIDの概略を示したものです。

<!–

–>

主な機能

T-GRIDシステムには、大学院生の研究者情報を学内外へ情報発信する機能と、他の情報と合わせて大学内で保存・管理し、分析する機能があります。

1.大学院生の研究者情報の発信

大学院生の研究者情報は、科学技術振興機構(JST)が運営する「researchmap」(https://researchmap.jp/)に登録され、一般公開されます。これにより、学内外の研究者や企業、行政機関がアクセスできます(「筑波大学」「人間総合科学」「博士 課程 学生」で検索)。大学院生は公開する情報を選択でき、個々のPRにも活用できます。

2.大学院生の研究情報の分析

本システムでは、蓄積された膨大な情報を多角的に分析し、より良い大学院づくりを目指します。「researchmap」に登録された情報を定期的に筑波大学のデータベースに取り込み、保存・管理します。これらのデータを高度に分析し、大学院生の研究力向上につながる施策(カリキュラムの見直し、学位プログラム間の連携強化、産学連携や国際交流の促進など)に活用します。

3.キャリアパス形成支援

本システムは、大学院生のキャリアパス形成を支援するツールとしても活用します。具体的には、生成AIを活用し、学生や企業のニーズに合った履歴書を自動生成する「履歴書自動生成機能」を導入を予定しています。さらに、キャリア支援を専門とする筑波大学の各機関と連携し、企業との人材マッチングなども支援します。

Language »