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人間関連

人の発達と成長、多様性と共生を探求し
現代社会の要請に応える

社会構造の変化やグローバル化が進む現代では、学校・社会・家庭で行われる学習や教育における課題も多様化し、これらにさまざまな角度から取り組める高度な専門的知識と実践力・指導力を備えた教育人材が必要とされています。また、人の精神活動を実験・調査・事例研究等により解明し、複雑化する社会の需要に応える心理学領域の人材や、感覚・運動・認知・言語などの障害、健康・発達・加齢に関連する障害を有する人々を支援する知識や実践力を持った障害科学領域の人材も求められています。このような要請に応えるために、人間関連の学位プログラムとして「教育学」「心理学」「障害科学」を設けるとともに、これらの実践場面で欠かせない「カウンセリング科学」「リハビリテーション科学」を開設しています。それぞれの専門性を活かしながら、領域を横断する研究にも取り組み、研究成果を国内外に発信しながら社会に貢献する人材を育成します。

[左]濱口佳和 副学術院長(人間関連)
[右]八重田淳 副学術院長(人間関連/東京地区)

教育学学位プログラム/
Master’s Program in Education

博士前期課程

現代の教育研究者、教育実践者には、教育の意義と役割を理解するとともに、グローバルな現代の教育課題を捉え、教育学諸分野からアプローチして分析する基礎的研究能力が求められています。このようなニーズに応えるために、次世代学校教育創成、教育基礎科学、国際教育のサブプログラムを設け、卓越した専門的知見により課題解決をリードする教育研究者、優れた研究力を有する教育実践者、高度専門職業人を養成します。

教育学学位プログラム/
Doctoral Program in Education

博士後期課程

教育には、社会の急激な変化に対応すべき具体的課題と、地球的視野で解決すべき本質的課題があります。これらを幅広い知見と的確な研究方法により追究し、独創的な研究成果を国内外に向けて発信できる教育学研究者、高度専門職業人を養成します。また、教育学の各分野の専門性を尊重しながら、互いに連携・協力し合う協働体制が築かれ、さらに、全国の大学や研究機関等で活躍する諸先輩と研究交流できることも大きな強みです。

心理学学位プログラム/
Master’s Program in Psychology

博士前期課程

心理学の目的は、人間が行動に至るまでの過程と要因や、一生を終えるまでの姿とその多様性、文化的・社会的活動などを、現象と機能、さらに脳機能まで遡り明らかにすることです。心理学領域全体の知識や方法論などを身につけ、研究者・実践者として社会に貢献できる人材を養成するために、科学としての一般心理学を専門とする心理基礎科学、臨床心理学・発達臨床心理学の研究者などを養成する心理臨床学のサブプログラムを設けています。

心理学学位プログラム/
Doctoral Program in Psychology

博士後期課程

研究者・実践家としての高い倫理観と、心理学全域にわたる専門的な知識・方法論・研究技能を修得するとともに、隣接する諸分野との関係性を理解し、人間研究の専門家として社会に貢献できる人材の養成を目指しています。前期同様、心理基礎科学と心理臨床学のサブプログラムを設け、修了者は、大学・各種研究機関・民間研究所の研究者や、心理学の知見と方法論を用いてさまざまな問題を解決する高度専門職業人として活躍しています。

障害科学学位プログラム/
Master’s Program in Disability Sciences

博士前期課程

医学・生理学、心理学、特別支援教育学、障害福祉学などの専門教員が協働して研究・教育を行う全国でもユニークな専攻です。障害科学の基礎的・実践的な知識・技能と研究力、支援技術の開発・応用力の修得を目指し、専門領域に加え、関連分野の基礎的な知識や技術も養成しています。必要な単位を取ることで「特別支援学校教諭免許状一種・専修(5領域)」を取得でき、障害科学以外を専攻されてきた方も歓迎します。

障害科学学位プログラム/
Doctoral Program in Disability Sciences

博士後期課程

障害者の特性を理解しつつ、障害に伴う苦難の克服・解消のための研究を実施し、その成果を国内外に発信できる研究者の養成を目標としています。視覚障害、聴覚障害、知的・発達・行動障害、運動障害・病弱、音声・言語障害、障害福祉学、障害原理論の7つの専門分野を設け、各領域で卓越した能力を発揮するとともに、将来を見据えた見識を持って国際的にも通用する研究者、高度専門職業人を育成し、社会に送り出します。

カウンセリング学位プログラム/
Master’s Program in Counseling Science

博士前期課程 東京キャンパス

社会人を対象に、仕事を続けながら修士号を取得できる体制とカリキュラムを整えています。カウンセリングを心理療法や治療に限定せず、心理臨床、企業の人事労務管理、職業・家庭・教育・福祉における諸問題、発達障害、高齢化に伴う心理的問題など多様な領域での援助活動と捉えるのが特徴です。現実の問題解決に向けた実践的アプローチに力点を置き、研究能力と高度の専門性を備えた専門的職業人の育成および再教育を目指しています。

カウンセリング科学学位プログラム/
Doctoral Program in Counseling Science

博士後期課程 東京キャンパス

誕生から死に至る人のライフステージ全体における成長を生涯発達といいます。社会構造の複雑化や高度情報化が進む中、私たちが生涯発達の過程で遭遇するのが、心理・社会・教育・保健・医療・福祉などの領域における実践的課題です。これらの課題の解決を目指して、前期同様、社会人を対象に、 カウンセリング科学の分野において独創的で実践的なテーマの設定を行い、適切な手法で体系だった論理構造を持つ論文を作成でき、当該学術分野において学術的貢献を行うとともに、その成果が社会において応用され、社会貢献に資する研究を行うことのできる研究型高度専門職業人を養成します。

リハビリテーション科学学位プログラム/
Master’s Program in Rehabilitation Science

博士前期課程 東京キャンパス

社会人の方が働きながらリハビリテーションや障害について学び、専門性を深めることを目標としています。高齢者や何らかのハンディキャップを有する人々の支援には、実践の場で課題を発見し、解決できる高度専門職業人が求められます。その育成を目指し、研究計画や論文作成、情報処理、ディスカッション、プレゼンテーションなどの能力を高め、さらにリハビリテーションに対する包括的な見方・考え方を身につける教育・研究を実施します。

リハビリテーション科学学位プログラム/
Doctoral Program in Rehabilitation Science

博士後期課程 東京キャンパス

研究者や専門職業人に対し、リハビリテーションの基盤教育を包括的に実施するとともに、当分野に関わる保健・医療・教育・労働・社会福祉など幅広い領域における課題解決を目指す実践科学の教育・研究を行います。さらに、国際的・学際的な研究成果と方法論を身につけ、他職種と連携しながら職場や社会におけるさまざまな課題を科学的・実践的・開発的に解決し、社会に貢献できる研究型高度専門職業人の養成を目指します。

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