平成22年度人間総合科学研究科第1回FDプログラムの開催について

日 時:平成22年5月19日(水)午後2時~4時40分

場 所:筑波大学 総合研究棟D D116(公開講義室)

1.趣旨・目的
今回の企画は、例年通り、TAに採用された大学院生もしくは年度内に採用予定の大学院生、および研究員、助教・講師・准教授・教授等を含めた者を対象としています。  ひとつの眼目は、シラバスについて、基本的な考え方を整理して、教員としてどのように設計するのかを理解し確認することであり、事前指導として教育や授業の改善に直接結びつくFD活動の実践プログラムです。
人間総合科学研究科は多様なディシプリン、多彩な文化から成り立っているだけに、相互の緊密な交流が研究科全体の発展につながります。他組織でどのような優れた取り組みがあるのか。今回は感性認知脳科学専攻の例について紹介していただきます。
現代人はさまざまなストレスにさらされているが、本学においてもメンタルヘルスについてはきわめて重要な問題として認識されており、昨年度も特別な講演会が複数回開催されているところです。今回は、その現状について報告していただきます。

2.プログラム内容(題名及び講師)
進行:五十殿利治(人間総合科学研究科長)
(1)大学院における『領域横断型教育』の実践:感性認知脳科学専攻合宿の成果報告     14:00~14:50
小 川 園 子(人間総合科学研究科・教授)
(2)大学におけるメンタルヘルス-その理解と対応について-
14:50~15:40
堀   孝 文(人間総合科学研究科・准教授)
(3)シラバスの考え方
15:50~16:40
加 藤 光 保(人間総合科学研究科・教授)

3.TF選考までの流れ
研究科では、TAを経験した(もしくは経験している)後期課程(医学課程)大学院生を対象に、本年度2学期以降のTF採用を予定しています。そのためのFDプログラムを、以下のような条件と流れで実施します。
(1)TF採用のための条件
①事前指導としてのFDプログラムへの出席(5月19日)
②事後指導としてのFDプログラムへの出席(7月7日)
③TF申請書及びシラバス等(所定様式)の提出(7月)
(2)TF採用の決定(8月、11月もしくは3月)
(3)TF採用決定後の条件
①FDプログラムへの出席(10月、2月)
②TF申請書等(所定様式)の提出
(4)TF採用の継続の決定(3月)