平成26年度人間総合科学研究科第1回FDプログラム:平成26年5月28日(水)開催

H26第1回FD日 時:平成26年5月28日(水)14:00~16:00

場 所:筑波大学 総合研究棟D D116(公開講義室)

1.趣旨・目的

本企画は、TA(Teaching Assistant)-TF(Teaching Fellow)-TP(Teaching Professor)の3つのレベルから構成されるFDの組織化・制度化を指向し、未来型の大学人育成のためのFD活動を実践しようとするものです。

今回は、TFとして授業に臨むときの姿勢や必要なスキル等について、人間系専攻、体育系専攻、芸術系専攻の先生に、モデル授業を実施していただくことになりました。

これまでと同様に、TFになった院生、TFをめざす院生のほか、各種研究員や助教・講師・准教授・教授等及び学内の希望者の参加を期待しております。

2.プログラム内容

挨拶:金保 安則(人間総合科学研究科長)

(1)モデル授業

その1「芸術教育から芸術支援へ:概論導入部における活動例」・・・・・・14:00~14:40

直江 俊雄(芸術系 教授)

その2「What is “International Education Policy”? Why we need it?」・14:40~15:20

Tastanbekova Kuanysh〔タスタンベコワ・クアニシ〕(人間系 助教)

その3「健康と実力発揮のための身心のセルフコントロール」・・・・・・・15:20~16:00

坂入 洋右(体育系 教授)

*問合せ* 筑波大学大学院人間総合科学研究科 研究科運営担当(2991)

 

 

第2回ヒューマン・ハイ・パフォーマンスセミナー開催のお知らせ 「抑うつ気分における海馬の機能に関する脳画像研究」

第2回セミナーポスター(藤井先生)第2回セミナーポスター(藤井先生)

第2回ヒューマン・ハイ・パフォーマンスセミナー「抑うつ気分における海馬の機能に関する脳画像研究」

日時: 2014年5月19日(月)17:00〜

場所: 筑波大学5C606

講演内容: 海馬のどの領域がヒトの気分と関連するか明確にするため、遅延見本合わせ課題遂行中の健常成人の海馬の活動を高解像度の機能的MRIで計測した。本課題では記銘する図形同士の類似度を変えて、海馬歯状回の機能とされるパターン分離の負荷を変化させた。類似度に依存した活動を歯状回/CA3および内側CA1で認めた。歯状回/CA3は正答時に誤答時よりも賦活し、抑うつ気分の強いほど歯状回/CA3の活動は低下した。これらの結果は、健常者における抑うつ気分に、海馬歯状回のパターン分離の活動が関与していることを示唆する。

講師: 藤井 猛先生 国立精神・医療研究センター病院精神科 医員)

平11年 京都府立医科大学卒業
平21年 総合研究大学院大学 
生命科学研究科卒業
現在、国立精神・神経医療研究センター病院精神科に所属し、診療、レジデント教育、臨床研究に従事している。医学博士、精神保健指定医。専門は脳画像研究、精神科臨床。

世話人: 征矢英昭

※参加費無料

※学外の方は事前の申込みが必要です
学外者の参加申込みはメール→humanhighperformance”◎”gmail.com にメールにてお願いします。

※筑波大学関係者は学生証、職員証をお持ちください

お問い合わせ:HHP事務局 松田佐保 

matsuda.saho.ga”◎”un.tsukuba.ac.jp

※”◎”は@に置き換えてください